特定健診について
2007年4月より特定健診が始まります。これは国民健康保険や政府管掌保険、健康保険組合といった医療保険団体が行う健康診査です。 目的はメタボリックシンドローム（内臓肥満症候群）の早期発見と将来発生する生活習慣病病の防止で、対象は40歳から74歳までの方です。開始前からいろいろと批判の多い点があるようですが、概略と当クリニックでの対応を表示します。 特定健診は内蔵型肥満者を決定するステップ1と診察、検査項目を評価するステップ2からなります。
ステップ1
腹囲測定
男性：８５ｃｍ以上 女性：９０ｃｍ以上
ＢＭＩ
ＢＭＩ＝体重（Kg）/身長（ｍ）の二乗 ＢＭＩ値が２５以上
ステップ２
血圧
収縮期血圧１３０mmHg以上 または 拡張期血圧８５mmHg以上
血糖
空腹時血糖１００mg/dl以上 または ＨｂＡ１c５．２以上
脂質異常
中性脂肪１５０mg/dl以上 または HDL-コレステロール４０mg/dl以下
以上の一項目以上が該当
評価
ステップ１+ステップ２が１項目
：
予備軍
ステップ１+ステップ２が２項目以上
